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コラム「マダムの部屋」
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マダムの部屋
ちょっとちらかってるけど、気にしないでゆっくりしてって!

マダムの部屋-5-
「日焼けの季節」


 夏だ。きょうは立っているだけで汗だらだらだった。

 私はトレーニングなどのおかげで真っ黒。今に始まったことじゃないが、半端でなく黒い。去年も同様に黒かったが、会社の人には「原住民か」とか、「ハワイ帰りか?」とかよく言われていた。

 黒いのは実は地黒のせいもある。子どものころは「色白は七難隠すのに英子ちゃんはかわいそうだ」とばあちゃんからいらぬ心配をされていた。少しだけ子ども心は傷ついていた。たしかに化粧は白く塗りたくるのが定番。私もまっとうな会社員だった数年前までは何となく今より白く化粧をしていた。

 スケルトンを始め、トレーニングをするようになって、化粧をしなくなった。だっていくら塗ったって流れちゃうし、汗拭えば化粧してたらTシャツが汚れる。とにかくめんどくさい。

 でも、それ以上に、黒くなっていくのが面白かった。自分が選びとってやっているトレーニングでの成果で、筋肉がついていくのと同様、自分にとっては黒くなることも体づくりの一環のような気分であった。

 黒いのもいいじゃーん、だって、イタリア人なんかも日焼けしに海岸にいくしー。コンプレックスだらけだった自分の肉体だが好きと思えるようになった。素の自分が一番いいわ、と去年はまじで思っていて、大好きだったおしゃれもちょっとどうでもよくなった。

 紫外線はよくないらしい、と巷で言われているし嘘ではないとも思う。過剰に肌に塗りたくっている女性もよく見かける。でも化粧品はほんとに大丈夫なのか!!?と思う。それに、変な添加物がたくさん施された食べ物や飲み物を平気で口にしていることを考えれば、なんで紫外線ばかりにそんなに敵視するのかも不可解だ。太陽の光を浴びれば、エネルギーをもらえるし。冷房の下にいて、体を冷やして壊すよりもいいように思うけど。紫外線同様、もっとほかのことにも繊細に対応してもいいのになあ。

 そうそう、でも、最近、少し、おしゃれもしたいと思い始めた。なんだか、鏡をあまりみなくなって、ふと、自分を見たら、やばい人になりつつあった。ファッションのお話は、またの機会に。

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